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ケガ百科事典

半月板損傷

原因

原因
膝に捻りが過度に加わり損傷を生じることがあります。
内側半月板は、スポーツをしている時により損傷が生じることが多く、外側半月板は、生まれつき半月板の形が大きい場合に自然発症します。

症状

症状
膝を曲げ伸ばしすると痛みます。
膝の中で何かが引っかかるよう(挟まるような)な感じがあります。
水や血液が溜まったりして腫れている感じがあります。

検査

検査
マックマーレ―テストは、患者を仰向けで寝かせ、検査する側の方は、片方の手で膝を持ち、もう片方の手で足首を捻ります。
「コリッ」と音がしたり、痛みがある場合は半月板の損傷を疑います。
検査2
アプレーテストは同時に靱帯を損傷しているかを鑑別します。
患者をうつぶせに寝かし、膝を90度曲げ、検査する方は患者の足が浮かないように、自身の足で固定し、手で足首を上に引き上げながら、足首を捻ります。
膝の内側に痛みがある場合は、内側側副靭帯、外側に痛みがある場合は、外側側副靱帯の損傷を疑います。

ポイント

半月板を単独で損傷するよりも、約6割の確率で、前十字靱帯や内側側副靱帯を同時に受傷します。
また前十字靱帯単独損傷の後遺症で、膝に緩みが生じ、それが誘因となって半月板を損傷するケースも多く見られます。
悪化する前に早めに専門家に相談してみましょう。

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