ケガの応急処置・近くの施術所などスポーツ現場で役立つ情報を紹介

ケガ百科事典

骨化性筋炎

原因

原因
コンタクトスポーツなどにより筋肉の線維・骨膜などが損傷を受けて、本来、骨がない筋肉の中に骨組織ができてしまうことがあります。

症状

症状
関節を曲げようとしてもツッパリ感が強く、曲げるのが難しいです。
痛みがある脚と同側の膝に、水が溜まっています。
運動すると痛みが出ているが、安静にすると痛みはなくなります。

対処法

対処法
炎症を抑えるためアイシングをしましょう。

ポイント

骨化性筋炎を防ぐ上で最も大切なことは“血腫を作らない”ことです。
そのためには受傷時の初期治療が非常に重要で、できるだけ早くRICE処置(R=Rest、患部を安静に保つ。I=Ice、患部を冷やす。C=Compression、患部を圧迫する。E=Elevation、患部を挙げる)を行います。RICE処置を行い安静にすれば骨化性筋炎を防ぐことは可能です。
逆に治療を怠り、筋肉内に骨組織が形成されてしまうと、復帰までに半年以上要してしまうこともあります。

  • 本サービスにおける情報の提供は診断・治療行為ではありません。
  • 診断・治療を必要とする方は、必ず適切な医療機関を受診してください。
  • 本サービス上の情報や利用に関して発生した損害などに関して、弊社は一切の責任を負いかねます。

ケガの相談をしてみようline

相談してみる